報告会の会場です。我ら村田町ドットコムも呼んでいただき、わざわざ椅子までご用意していただきました。恐縮です。
報告会、始まりました。
インタビューにもご協力いただいた松川施設長が経過報告を。
次に「しあわせの絵」コンクールの表彰式が行われました。
優秀賞の猪狩 義行さん。おめでとうございます。
「しあわせの絵」コンクールで見事最優秀賞となった岩沼西中学校3年の横田真由さん。本当におめでとうございます。真由さんのお父さんで、あいやま職員の横田さんが代理で受賞されました。
また村田高校の平間藍さんに3ヵ年しあわせの絵制作功労として感謝状が贈呈されました。こちらは校長先生が代理です。
大型テレビに各受賞者の絵が映し出され、皆さんご自身の作品の前で表彰状を受け取りました。こういう表彰式は初めてです。作品の前での表彰、いいですね。
表彰者
最優秀賞・岩沼西中学校3年 横田 真由さん 「夏の思い出」
優秀賞・岩沼西中学校1年 横田 朱音さん 「始めての収穫」
優秀賞・グループホームご利用者 猪狩 義行さん 「お父さんの笑顔」
努力賞・通所リハビリご利用者 小林 みのりさん 「私の好きな花」
努力賞・グループホームご利用者 竹沢 彩香さん 「ベストフレンド」
3ヵ年しあわせの絵制作功労村田高校 平間 藍さん
最後に村田地域密着型サービス3年間の活動報告がされました。
利用実績の状況報告と、
あいやまの現況や事例が報告されました。
吉野和夫理事が閉会の挨拶をされました。
今後も10周年、20周年とご活躍をお祈りしております。
村田町民にとって相山(あいやま)はとても係わりの深い場所です。村田町ではお花見の場所としても有名ですよね。「緑のあいやま」、「歴史に薫るあいやまの」と校歌にも出てきます。
村田町健康福祉課長の田山さんが寄稿されていた文の中に載っていたのですが、相山公園は大正天皇のご成婚を祝して開設されたそうです。その後、相山に浄水場、中学校、東京時計ができ、そしてこの相山にふれあいの郷・あいやまがここに出来た事は非常に意義の深い事とあります。施設長の松川さんも町民の皆さんにお気軽に訪れて欲しいとおっしゃっておりますので、相山もふれあいの郷・あいやまも町民の親しみの地として今後も活躍していって欲しいなと思います。
あとがき
この報告会を取材させていただいて、一番印象に残ったのは、「自分らしさを取り戻す」というテーマでした。
報告の中で一枚の写真が映し出されました。ニコニコしながらから揚げを揚げているおばあちゃんの写真です。なんとこのおばあちゃん、入所当初は付き添いなしで歩けなかったそうです。そんなおばあちゃんが入所して数ヵ月後、写真の通り一人で立って、揚げ物を出来るほどに回復したそうです。
村田町のおばあちゃんは料理が上手なおばあちゃんが多いです。特に村田の煮物、漬け物は絶品です。最近は少なくなりましたが、昔はこれらが「お茶飲み」の場に登場し、みんな「おいしいおいしい」と喜んで食べました。作る方も喜んで食べてもらう姿を見るのが楽しみだったのではないかと思います。このおばあちゃんもそれが出来なくなった時、とても寂しい思いをしていたに違いありません。
それがまた出来る喜び、ニコニコして揚げ物をしている表情にそれが表れていてとても印象的であり、見事に自分らしさを取り戻しておられました。
高齢化社会、こんな事例がこの「あいやま」から数多く出てくるといいですね。
最後にあいやまの皆様、ご協力ありがとうございました。