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プログラムに記載されていますが、コンサートでは仙台市シルバー人材センター北部支部芸能愛好会の方々が出演されました。
2時15分からコンサートは始まりました。
観戦していた入居者は60名を超えていました。
まず最初のステージは、原田悠里の大ヒット曲「津軽の花」を演目にした舞踊です。
「林檎も桜も一緒に咲いて~北の津軽は花盛り」の歌詞に合わせたかのように、梅や林檎、桜といった花を手に踊られていました。
続いては、伊藤弘子さんのソロによる舞踊「祝い船」です。
晴れの門出のはなむけに~(^O^)♪
扇子の華麗な動きや、指先までのしなやかな動きに見惚れてしまいました(^^
3つめ、4つめのステージは民謡歌唱でした。
最初は秋田の民謡、続いての一曲は「真室川音頭」と言っていたでしょうか?
4声による民謡は迫力があり、観客である入居者も手拍子を叩いたりして、会場は乗りがよくなり盛り上がってきました。
5番目の演目は「玄海ブルース」でしたが、このコスプレは水兵?海兵?
振り付けもユニークでした。
続いてはハーモニカ吹奏による、観客(=入居者)の唱歌の合唱です。
その様子は動画でご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=eR8O_JGTISQ
北島三郎の「男一代」を演目にした舞踊は、演歌の楽曲に合わせて着流しを着て、踊りはステージいっぱに体全体を大きく使って動き、見応えがありました。
続いては細川たかしの「あや色の恋」での舞踊です。
紫の笠を小道具に、しなやかな身のこなしで、やはり見応え充分です。
入居者の方々も楽しそうに見ていました。
9番目は唄「あこがれのハワイ航路」でしたが、私自身はプログラムで曲名を見た時は知らない歌だと思っていましたが、いざ歌われたら知っている曲でした。
っていうか、大変有名な曲でしたね(;^_^A
歌われた山浦さんの朗々とした歌唱は、のど自慢大会でも合格できそうなくらいの素晴らしい歌唱力でした♪
10番目の舞踊「城」も演目は北島三郎の曲ですね。
続いては山形の民謡「花笠音頭」の舞踊でしたが、花笠を手にタスキをして踊られていました( ^ー゚)b
花笠音頭といえば「めでためでたの 若松様よ」の歌詞がお馴染みですが、この日の歌詞は後ろのホワイトボードに掲示してある別な歌詞でした。
花笠音頭にも何バージョンかあるというのを初めて知りました(゚o゚)
コンサートの最後は花笠音頭と同じメンバーで踊られた「炭坑節」です。
この曲も知らない曲だと思っていたら凄く良く知っている曲でした(笑)。
出演者は炭坑夫をイメージし手作りのランタン付きヘルメットをかぶり楽しく踊っておりました。演出の華やかさ賑やかさに観客も大いに喜び手拍子で盛り上がり、なかなか壮大なフィナーレとなりました。
こうして全てのプログラムを終了しましたが、アンコールステージとして、スタッフ全員による炭坑節体操が踊られました。
実に楽しそうでしたよー!
そして、出演された仙台市シルバー人材センターの方々からのご挨拶。
挨拶された方は77歳、またこの日出演された人材センターの最年長の方は81歳だそうですが、1時間半のステージ中元気に歌ったり踊ったりして、年齢を感じさせない若々しさがありました。
っていうか、本当に元気に出演されていたので、実年齢を聞いて大変驚いた私です。
ラストのラストとして、松川施設長の伴奏で入居者の方々が感謝の気持ちを込めて、「ありがとう」を歌いました。その後御利用者のお一人が御礼の言葉を述べられてお開きになりしました。
私の方からも素晴らしいコンサートをありがとうございました。
本当にあっという間の1時間半でした。
コンサートの終了後に入居者の一人に感想をお伺いしたのですが、「素晴らしいかったねえ。これで入場料を支払わないのが申し訳ないくらい素晴らしいかったねえ。歌や踊りが上手で全然飽きなかったねえ」とのご返事でした(^_-)
本当に素晴らしいコンサートでしたが、出演者の歌や踊りと並んで印象に残ったのは、献身的に生き生きと働く職員(スタッフ)の方々でした。
入居者に演奏が聞こえるかどうか確認したり、「楽しい?」「知ってる曲ある?」と聞きながらくまなく歩き回ったりして、仕事にやり甲斐を持って働いていらっしゃるんだなというのが伝わってきました。
こんな素晴らしい職員に世話をされて、入居者の方々も幸せだろうなと感じましたね。
また、こういう入居者を楽しませるイベントを次から次へと企画して開催して、楽しんで頂く創意工夫をしているというのも分りました。
入居者のことを心身ともにケアして、大事にしているなというのが伝わったコンサートでもありました。