谷山自然公園にはハイキングコースがあります。
中級者向けのハイキングコースですが、名所が多く楽しめるコースです。
今日は、どこかの会(古い言葉だと講)で「谷山ハイキングコースを歩く会」が催されたのか、ハイキングをする方の姿が多数目に付きました。
このハイキングコースの入口は2箇所ありまして、一方の入口は野外活動センターの近くにあります(もう一方の入口は村田ダムの下流にありますが、そちら側から見ると野外活動センター近くの入口は出口ということになります)。
取材を兼ねたハイキングをするかどうか一寸迷った私ですが、メインとなる松尾観音堂までは800mと書かれているのと、入口から少し中に入ってみれば、、、
小さな子供がハイキングしていたので、子供でも歩けるならば私でも~~と歩いてみることにしました。
このコースを歩くのは実に20年ぶりくらいになると思います>私
入口から少し下ると、このような渓流に掛かった橋があります。
ブラボー\(^∇^*)/
これから先のコースは運動不足の人にはなかなか堪えると思います(;^_^A
この階段はかなりの急勾配でしたが、観音堂に至るコースにはこういう階段が至るところにあります。
歩いている時はそうでもなかったですが、写真で見るとちょっと怖く見えますね(;^_^A
木の根が自然の階段になっています。
このような箇所も観音堂に至る800mの道中のあちこちにありました。
コース内にはこういった難所(?)が多く、また時間的制約があって早足で歩いたこともあって息も絶え絶えになった私ですが、ところどころから見ることができる絶景には心身ともに癒されました。
こちらは一目千両と言われている場所からの眺めですが、、
他にも野外活動センターや原生林などを見下ろす絶好のポイントが幾つかありました(^_-)
谷川(渓流)を見下ろす切り立った場所もあります。
写真で見ると絶壁度が怖いですが、歩いてみるとそうでもないです。
写真を撮る余裕があるくらいですからね(^_-)
写真の中央に穴のように写っているのが荒川(松尾川)の源流となる谷川です。
ちなみに、松尾観音堂までのコースの約半分は谷川のせせらぎの音を聞きながら歩くことになります。
ようやく松尾観音堂に辿り着きました。
この観音堂は馬頭観音を祭ったもので、馬が飼われていた昭和初期の頃まで厚く信仰され、山奥にもかかわらず8月の祭りの際は大勢の参拝客で賑わったそうです。
看板はクリックして拡大してご覧下さいね!
この観音堂の先にも蛙のような形をした「ビッチ岩」、左右を岩に挟まれているので思わず岩を撫でて歩いてしまう「なでなで岩」、断崖絶壁の「獅子の子落とし」、親孝行を称えて碑を作られた「孝子長吉の碑」などの見所が多いのですが、そちらまで歩いてしまうと時間が大幅に掛かるので引き返しました(;^_^A
帰り道は降り道となるので、階段などでの足元にさえ気をつければ、行く時よりは楽でした。
運動不足を痛感したハイキングとなってしまいましたが、それでも大自然の中を歩いて気持ちよかったです(^^
そして時間に余裕があってもっとゆっくりと歩くことが出来たなら、今の私の体力でも今回ほどは疲れなかったかもしれません!?
子供やご年配の方も歩いているコースですしね(^_-)