過去の工芸市は、第一回~第三回は「蔵の町むらた春まつり」との同時開催でしたが、昨年から工芸市の単独開催となりました。
昨年の「第四回 蔵の工芸市」は、平成21年4月25日(土)~26日(日)に催されましたが、二日間とも降りしきる雨の中での開催となったほろ苦いイベントとなりました。
悪天候の中ご来場頂いたお客様には心からの感謝です!!
そして今年の「第五回 蔵の工芸市」ですが、天候が一筋縄ではなかったのは昨年と同様でした。
ただ、昨年との違いは、二日間の天候が地獄と天国の両方に分かれたことでしょうか!?
初日の4月17日は季節外れの雪となり、なんと積雪まで記録しました...。
筆者は生まれてから40年近く生きてきていますが、4月の中旬に積雪を目撃したのは初めてのような気がします。
積雪量は3cmくらいだったでしょうか。
午前中は夏タイヤに交換を済ませた車では走行できなかったと思われます。
ラジオから聞こえてくる気象情報も、「11時の時点で仙台の気温はプラス1.数度(細かい数字は失念)です」という、この時期としては信じられない気温であり、雪はみぞれになっても雨に変わることはありませんでした。
来客は冬物のコートやダウンを着ての蔵巡りとなり、出店者はストーブやファンヒーターで暖を取りながら接客をしたりと、寒さに震えながらのイベントとなりました。
結局、雪(みぞれ)は午後2時ごろまで残りましたが、雪が上がった後はにわかにお客様が増え始め、3時~4時の間が一番賑わっていました。
特に閉店間際の客入りを見て、「今日は雪にやられたけど、明日はいけるのではないか」という期待が感じられましたね( ^ー゚)b
初日は、昨年の工芸市同様、悪天候の中をご来場頂いたお客様には心からの感謝です。
本当にありがとうございました!!
翌18日、予報では好天となるはずだったのが、朝は雨がぱらつく天気です。
昨年と同じく二日間とも駄目かと覚悟したりもしましたが、幸いにも午前9時ごろには雨があがりました(^。^;
工芸市の開始時刻は午前10時ですが、9時半ごろからお客様が会場内に入られて、10時には会場は来客でいっぱいになりました。
春まつりとの同時開催で実際の客入りがはっきりしなかった第一回~第三回、大雨にたたられた第四回、季節外れの雪にたたられた昨日とは異なり、工芸市も晴天でさえあれば多数のお客様にご来訪頂けるイベントとなったことに感動した瞬間でもありました。
通りがお客様で埋め尽くされたので、自動車は徐行運転を強いられましたが、渋滞一歩手前でなんとか止まり、また事故もなくお客様が自由に道を往来できたのも、指導隊の方々の機敏で適切な交通整理のお陰だと思います。
結局、会場内が来客でいっぱいに満たされた状態はイベントが終了する午後4時まで続き、イベント二日目は成功裏の内に終えることができました。
終わりよければ全てよしというわけではありませんが、二日目の盛況に出店された工芸家の方々も満足されたし、賑わいで楽しさがより倍増したことでお客様にもより満足頂けたのではないかと思います。
今回の工芸市の成功に自信をつけると共に、ご来場頂いたお客様には心からの感謝をし、来年は更に満足頂けるイベントとなるよう事後検討会で反省材料をしっかりと検討していきたいと思います。
ご来場頂いたお客様、本当にありがとうございました。
工芸家や関係者各位の皆様、お疲れ様でした。
気が早い話かもしれませんが、来年は更に魅力的で華やかな、楽しい工芸市を開催するように鋭意努力してまいりますので、来年の工芸市にもどうぞご期待下さい!