江戸時代から昭和初期にかけて建てられた店蔵が並ぶ宮城県村田町で16日、恒例の春まつりが開かれた。町内の小学生たちが趣のある町並みをみこしを担いで回り、お祭りムードを盛り上げた。
小学生と保護者ら約200人が参加。みこしは樹齢約1000年といわれる「奥州の蛇藤(じゃふじ)」のある白鳥神社を出発。子どもたちは「わっしょい、わっしょい」と威勢のいい掛け声を上げながら、商店街を練り歩いた。
まつりでは町内のジャズバンドが演奏したほか、商店街が無料でお茶やお菓子を振る舞うコーナーを設置。観光客らは青空が広がる中、散策や写真撮影を楽しんだ。河北新報 2010年05月17日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100517t15003.htm
5月16日(日)の蔵の町むらた春まつりは、爽やかな皐月晴れという絶好の祭り日和の下での開催となりました。
午前10時、祭りの開始を告げる花火の音と共に、奥州の蛇藤がそびえる白鳥神社から、祭りのメインとなる6台の子ども神輿が出発しました。
記事にもあるように、子ども神輿は「わっしょい!わっしょい!」と元気の良い掛け声を上げながら約2時間掛けて町内を練り歩き、正午前に白鳥神社に戻り終了式を終えて解散となりました。
子ども達に負けじと、大人の方も町内各所でイベントを催しました。
七十七銀行前では町内のジャズバンド、ワゲスターズ(村田弁で若い人達の意味)の演奏会が開かれたほか、本町・荒町・末広の各商店会でもそれぞれ趣向を凝らしたイベントを開催しました。
また、池泉鑑賞式庭園を彩るサツキが見頃となった龍島院、村田町の物産が並ぶ道の駅「村田」-歴史と蔵とふれあいの里にも多数の来客があったようです。
4月の低気温で開花の遅れが心配された奥州の蛇藤ですが、お祭りの日に合わせたかのように咲いてくれまして、祭り当日は咲き初めの蛇藤を楽しむことができました。
「蔵の町むらた春まつり」の枕言葉は「奥州の蛇藤と出会う」ですから、咲いてくれて安心したのと嬉しいのと、両方の気持ちでいっぱいでした。
ご来場頂いたお客様には心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。